2009年10月アーカイブ
ある学生さんから手紙が寄せられました。
「去年、「版画Ⅰ」で制作したシルクスクリーン版画を中国に出品してみたところ、30カ国の出品者300人中の80人に選ばれ、図録に作品が掲載されました(中略)今後の受講者の参考になればと思い送らせてもらいました」という手紙とともに、作品が掲載された図録のコピーが同封されていました。
海外のコンクール、というと敷居が高いように思われるかもしれません。しかし、海外にはエアメールで送れるサイズの版画を対象にしたコンクールが数多くあります。紙を素材にする版画のメリットが活かされています。中には出品料無料というのもあり、コンクールデビューとしては意外と良い機会だと思います。お勧めです。
興味のある方、ネットでも調べることができます。また版画の授業受講の時、先生に声をかけてみてくださいね。
教養科目で人生設計論というスクーリングがあります。ツウキョウ君には科目内容が???でした。そこで担当の先生にお聞きすると、「受講生の人生設計が、より充実したものになるように企画しています」ということです。そこで具体的に探ってみました。①1日分のスクーリングは、インターネットを活用しての学習になっています。保険や資産運用について学びます。②2日間は、4名の先生が半日ずつ講師としてお話しします。講師は、日中の政府間交流などに尽力された中国の方、ANAの元客室乗務員(皇室フライト等も経験)で起業された方、キャリア教育の専門家などさまざまな人生経験をしておられる方々です。学生の皆さんも刺激を受けたようでした。(なお講師はその都度選定されます)
デザイン学科の廣瀬先生よりお薦めの一冊です。読書の秋、携帯やパソコンで読書してみてはいかがですか?
『パソコン創世記』著者名: 富田 倫生
パソコン、パーソナル・コンピューターの略語ですが、現在のパソコンの凛々しくスマートな様があるのも、まだパソコンという言葉がない時代からの多くの人の情熱と努力の積み重ねであることが綴られています。この図書を読み進めると冒頭からビートルズとボブ・ディランの話で著者の文脈が語られ、その著者と共にパソコンの創世記を歩んでいくことになります。日本においてコンピューター業界をリードしてきた日本電気株式会社を中心に据えた内容ではあるものの、パソコン機器の歴史ではなく、パソコンの日本現代史に関わる人々の人柄を捉えながら語られるエピソードが今も昔もパソコンが作る側と使う側の双方の人々の手と情熱によって形づけられている文化であることが読み取れます。
『パソコン創世記』は、旺文社文庫版、TBSブリタニカ版から出版された図書の他に、インターネット上の青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/index.html 図書カード: No.365 (http://www.aozora.gr.jp/cards/000055/card365.html)でも公開されています。私はそこに携帯電話でアクセスして、出張移動中などに読み進めています。


