デザイン学科の廣瀬先生よりお薦めの一冊です。読書の秋、携帯やパソコンで読書してみてはいかがですか?
『パソコン創世記』著者名: 富田 倫生
パソコン、パーソナル・コンピューターの略語ですが、現在のパソコンの凛々しくスマートな様があるのも、まだパソコンという言葉がない時代からの多くの人の情熱と努力の積み重ねであることが綴られています。この図書を読み進めると冒頭からビートルズとボブ・ディランの話で著者の文脈が語られ、その著者と共にパソコンの創世記を歩んでいくことになります。日本においてコンピューター業界をリードしてきた日本電気株式会社を中心に据えた内容ではあるものの、パソコン機器の歴史ではなく、パソコンの日本現代史に関わる人々の人柄を捉えながら語られるエピソードが今も昔もパソコンが作る側と使う側の双方の人々の手と情熱によって形づけられている文化であることが読み取れます。
『パソコン創世記』は、旺文社文庫版、TBSブリタニカ版から出版された図書の他に、インターネット上の青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/index.html 図書カード: No.365 (http://www.aozora.gr.jp/cards/000055/card365.html)でも公開されています。私はそこに携帯電話でアクセスして、出張移動中などに読み進めています。


